空色野原

空の下 野原にねころんで つぶやく
No  316

刊行『地域史の再検討~村田一男先生喜寿記念論集~』

2017年7月31日、つれあいが関わった論文集が刊行されました。
(私も装丁等にちょっと関わりました。)

地域史の再検討
村田一男先生喜寿記念論集

千葉県の北総地域(松戸、柏、鎌ヶ谷、我孫子、白井、市川、船橋、八千代など)の
地域史論文集。

地域史の再検討表紙bg

執筆陣は千葉県内の元大学の先生、博物館館長及び学芸員の方々等18名の皆様。

地域史の再検討目次bg

それぞれの論文タイトルは
■喜寿記念論文
・「壹挺切念佛」考  村田一男

■考古資料の諸様相
・新川流域の縄文時代遺跡(2) ~八千代市神野貝塚・佐山貝塚~  常松成人
・八千代市浅間内遺跡の前方後方墳  高花宏行
・考古学からの古代郡郷把握  石戸啓夫
・八千代市の中世遺跡  道上文

■史・資料の再検討
・千田合戦と千葉結城浜 ~房総における頼朝と千葉氏武士団の動向~  丸井敬司
・中世房総の霜月祭  外山信司
・山頂の宝篋印塔と千葉・信濃に残る武石氏の足跡  蕨由美
・香取神宮の八龍神 ~造宮・遷宮資料と起請文から~  木村修 
・佐倉藩城付領における組合議定について  長谷川佳澄  
・牧士の新規任用の一事例 ~北柏井村 川口新右衛門~  菅野貞男
・江戸時代の村絵図渉猟 ~八千代と白井の村絵図から~  野中政博
・明治十七年の印旛沼掘割調査報告書について  鏑木行廣
・船橋浦の漁業 ~近代の漁場・漁法をめぐる動き~ 高林直樹
・幻の「利根川放水路」について ~昭和二十年代を中心として~  中村政弘

■民俗・文化・地域の再考
・佐山の彼岸獅子 ~音楽にみる構成~  奥山けい子
・地域俳諧史 ~もう一つの俳諧ネットワーク~  村上昭彦
・地域の寺院のあり方 ~ローカル寺院の潜在力を引き出す~  京極勇剛

■研究余滴
「半檀家」について ~千葉県八千代市旧下市場村・中村新左衛門家の墓塔と位牌から~  村田一男

以下図書館に蔵書されておりますので
ご興味のある方は最寄りの図書館でご覧ください


<五十音順>
●東京都内
国立国会図書館
東京都立中央図書館

●千葉県内
我孫子市民図書館
市川市立中央図書館
印西市立大森図書館
浦安市立図書館
柏市立図書館
香取市立佐原図書館
鎌ヶ谷市立図書館
佐倉市立佐倉図書館
佐倉市立志津図書館
酒々井町立図書館
白井市立図書館
千葉県立西部図書館
千葉市立中央図書館
千葉県立東部図書館
富里市立図書館
流山市立図書館
習志野市大久保図書館
成田山佛教図書館
成田市立図書館
船橋市立西図書館
ふれあいプラザさかえ図書室
松戸市立図書館
八街市立図書館
八千代市立中央図書館
四街道市立図書館

●他県
茨城県立図書館
埼玉県立熊谷図書館



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No  164

あたらしいみかんのむきかた

スンゴイ

ミカンの皮から様々な生きものをつくる工作を紹介した本
あたらしいみかんのむきかた

ミカン1

9万部も売れた。
ネパールでも出版予定。メキシコやアメリカのTVでも紹介された。

ミカン2

十二支の動物をはじめ
トナカイ、イカ、鶴、ネッシーなど25種の作品を図入りで紹介。
目にあたる部分にはミカンのへたを用いる。
カエルやカマキリをつくるときは
緑色の極早稲(ごくわせ)ミカンを使うよう勧めるなど芸が細かい。

岡田好弘

むき方を考えたのは岡田好弘さん(47)。
札幌市の自宅で7年前の冬、食べたミカンの皮がサソリに見え
遊び心に火がついた。

幼い頃から地図を眺めるのが好きで
丸い地球儀から平面の世界地図を作るイメージで挑んだ。
ミカンの消費量はひと冬で50kgを超えた。今では70種以上つくれるという。

本業は牧師。聖書を支えに人間の無限の可能性が与えられると説くように
「捨てられてしまうはずの皮に切れ目を入れるだけで無限の可能性が広がる。」
と話している。(朝日新聞等から抜粋)



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No  163

黄金の庭

すばる文学賞受賞。『黄金の庭

黄金の庭1

つらつらと長い文章の区切りに初めはとまどうカモしれないけれど
後半そんなことも忘れて一気読みイケマス。

この話で一番魅力的だったのは“アーちゃん”の存在かもしれない。
もしかしたらそれが大テーマといったっていいくらい
私にはこの話の核に思えた。

“アーちゃん”はすべてのひとの中に住む。
なのに、見ないことにされたアーちゃんは
誰かが替わりに背負ってこの現実世界を掻き回す。

“アーちゃん”に対するOK感、
温かいまなざしとでもいうようなものが全編の底に流れ
それはこの大変な現実世界への愛情にも感じられ
この物語を魅力的な世界に築き上げた原動力のようにも思えた。

ならば“アーちゃん”はジツは希望の化身なのかもしれない。

もしもそれに気づけたら、それは現実に今ここで生きる小さくて大きなヒント。
住み難さ、生きにくさに小さな風穴を開ける
春の芽吹きの最初のひと芽ともなれるかもしれない。


いい物語とはそういったものだと思う。

かけはなれた世界のように見せかけて、ほんとは現実に直結してる。

ひとに希望をもって生きてほしいと意図してか、せざるとも

物語を語る人は、そのために憑かれたように紡ぐのだと思う。



黄金の庭2

最後に。
いろんなひとがいろんなところをピックアップしてくれるだろうから
私は何気なくて実は至極いいところを‥

珈琲のいい香りが部屋にみちる。庭からはいってくる日差しは飴色でその光をあびながらクロワッサンなど食べていると、失業中だとか不妊だとか、そういうことはどうでもいいや、というような気になってくるから不思議で、まあなるようにしかならないさ、と鷹揚な気分にもなり、けっきょくこの小さな世界で手にすることができることなんかほんのわずかで、その手にすることができることっていうのは、もしかしたら、雑草だらけの庭をながめながら珈琲を飲んで、昨日のことも明日のことも考えないこんな瞬間だけなのかもしれないな、なんてことを思っていた。

ひとってこういうことの実感と大望の、両輪がバランスいいんじゃ。
大望だけじゃ何かを置き忘れる。
肩に力を入れ過ぎてガチガチに突き進むと破綻が訪れる?カモ。

あ?もしかしてこれが“黄金の庭”か?なーんて。


希望の物語をありがとう
これからも楽しみにしています
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No  162

こびとの住む街

オモシロイ

こびとの住む街より

こびとの住む街

== 朝日新聞書評 ==

こびとの住む街 1・2  [著]スリンカチュ [訳]北川玲
[文]大西若人(本社編集委員)  [掲載]2013年02月10日
表紙画像 著者:スリンカチュ、北川玲  出版社:創元社 価格:¥ 1,995


 一寸法師に親指姫、あるいはアリエッティ。いつの時代も、小さな人々の物語が紡がれてきた。
 同時刊行された2冊の写真集の中でも、小さな人々は、けなげに都会を生きている。路上の水たまりは大海原、テニスボールの島でリゾートをしゃれこんだり、ネッシーさながらの靴ひもに王冠の舟で挑んだり。あるいは、吸い殻のベンチでほっと一息つくことも。
 いずれも鮮やかな色彩で、かわいらしい。小さな人々の目、つまり虫の目から見た世界であれば、何もかもが巨大で恐ろしくなるはずだが、これは、むしろ逆。いわば、一寸法師を見守る姫君の目線だから、愛らしいのだろう。
 撮影の舞台は、ジオラマなどの箱庭的な世界ではなく、リアルな街角だ。「1」が主にロンドン、「2」が世界の各都市となっている。光にあふれた街で、何人かのこびとたちは、自分の体ほどもあるハチと戦ったり、キャンディーに車をつぶされたり、とトラブルに巻き込まれる。そして、気だるくたたずむ姿も。
 ポップなんだけれど、ちょっぴり都会の憂愁(ゆうしゅう)も漂う。そして小さいがゆえに顔の細かい造作や表情は分からず、あの人にも、この人にも見えるという普遍性を獲得している。近年はやる、ピントを微妙に操作し、実際の都市風景を模型のように撮ってしまう写真にも通じている。
 何かと息苦しい世をけなげに生きるリトルピープルたち。写真集を開く人はその姿に、ついつい「小さくなった私自身」を見ることになる。

BOOK asahi.com


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No  121

日本人の知らない日本語3

また出ました
いとこの本。

3巻目です。
シリーズ累計170万部

蛇本3表紙

3巻もよく書くことあるなアと思って読んでみたら
やっぱりそこかしこ笑えました。

四コマ

テーママンガの他に四コマもあり、
何気にそこがツボにハマッタり。
(となりのページには日本語テスト付き~ケッコウむつかしいゾ)

ひとコマ

ひとコマもへ~えと思ったり。

コラム

けっこう上級なコラムがあったり。

袋とじ

カラー豪華袋とじもアルよ

国内のシリーズはこれにて一応一段落で
袋とじで予告されているヨーロッパ編がさらにパワーアップの模様。
(ヨーロッパで日本語を勉強している外国人の面白日本語現地取材)

ダ・ヴィンチ6月号から連載の予定。
そちらもどうぞごひいきに~


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