空色野原

空の下 野原にねころんで つぶやく
No  91

のこされた動物たち

先日の新聞で広告されてました。
この犬の表情がなんともいえません・・。

(本文より抜粋)
20キロ圏内で、取り残された犬に出会いました。
持参したドッグフードを差し出すと、食べるには食べますが、
人恋しいのでしょう。
それよりもスキンシップを求めてくるのです。


のこされた犬

この本はあるブログに載せられていた写真をまとめたものだそうです。
それを見ると、様々な報道以上に
フクシマの現状を思い知らされる気がしました。

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No  90

大正の法然 BEN-NEI上人

前にも載せた弁栄(べんねい)上人
今ちょうど柏市郷土資料展示室の企画展で紹介されています。

柏資料室
わかりにくいけどこの写真の奥、正面の掛軸類は上人直筆の書画。

たくさんの仏画などなど描いて望む人に布教のため手渡したそうで
わたしの友人の家もこのあたりの旧家だったので直筆画が残っており
友人は子供の頃からお正月になると出されるその仏様の絵になじんでいたとか。
おばあちゃんは「べんえいしょうにん」といい、
友人は「べんえい商人」だと思い込んでいた、とか。


左右両手を同時に使って違う字を書いたという書や、
布教に使ったというアコーディオンの現物など
けっこう集められています。
その生涯もざっとわかります。

弁栄裏


ちなみにここは先日ご紹介した芹沢介のコレクションが常設展示されており
ナカナカ見応えあってその意味でもオススメ。

27日(土)にはシンポジウムもありますので
お近くの方は郷土にこんな『大正時代の法然』といわれながら
意外に知られていない上人がいらっしゃったのを知るよい機会では。


弁栄

弁栄上人にはいいエピソードが山ほどありますが
そのうちのひとつをご紹介。
上人は米粒に般若心経や南無阿弥陀仏を書いて人々に渡されたことも
多々あったそうで
ひとつは当時人づてに皇太后にも献上されたそう。

そんな折のエピソード

渡辺氏が伊吹山にこもって念仏して,上人のもとに帰った時であった。
上人は米粒を左の手のひらにのせて,同じ左の親指と人差し指で 掌の粒を
取っては書き書きしておられる。
氏がお部屋に入ろうとして,ふと隣室からみると,ネズミが2匹いて,一匹は
上人の手のひらに,一匹は膝にあがって,平気で米粒をたべている。氏は驚いてしまった。
そっと部屋に入るとネズミはたちまち逃げてしまった。

氏「上人いまネズミがいましたね」

上人「うむ,いた。」

氏「なぜ私がきたら逃げたのでしょう。」

とおたずねしたら,上人

「それはお前がえらいからだ」


詳しくは新潟大学の吉原久夫教授のHPへ(この中の個人HPをクリック)
般若心経を書いた米粒の写真や書、仏画数点載ってマス。


お近くでなくとも、こういう機会はあまりないので
(柏市も初めての企画だそう)
ピンと来た方はぜひお出掛けください。
上人の直筆の掛軸の前に立つとそこはかとなく温もりを感じます。



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No  88

にほんの氏神の御庭

どうして天照大神はいろいろ巡った果てに伊勢に落ち着いたのだろう。
それはずっとナゾだった。

もちろん今も謎だけど。

デモ、なんとなく、わかった気もした。
そんな、いいところです。伊勢。

朝熊山眺望
朝熊山頂展望台より

10年ほど前、宇治橋を初めて渡った時、その清浄さに打たれたものでした。
山も海も、くにの氏神様の御庭という感じのする
ある意味ふたつとないお土地柄。

伊勢は外宮・内宮に参る前に
二見浦と金剛證寺に参るという風習があったようで
それに習い二見の後、朝熊山展望台をちょっと下った金剛證寺へ。

金剛證寺

5月の旅でした。震災があって一時は行けるかわからなかったけれど
法然上人の取材でもあり、宿の予約は取り消しませんでした。
その宿がこちら。『麻吉旅館
江戸時代のおかげ参りの頃を彷彿とさせる佇まい。

麻吉

歴史の好きな方には居心地のよい宿です。
(ごはんも旨い

麻吉ロビー
有名人の色紙がずらっと並ぶロビー。

夕食。二重丸。地酒の『八兵衛』イケます。

麻吉夕食

朝食も。

麻吉朝食

外宮にも内宮にも歩いて30分ほど。
昔の伊勢街道沿いなので江戸の頃の伊勢参りを想像しながら。

もちろんまずは外宮に参り、次に内宮。

おかげ横丁まで来るとこの通り。

おかげ横町

内宮正殿。こんなに人が多いのはわたしは初めて。

内宮

伊勢の海と山の明るさが天照大神のお気に召して
お膝元、人も集まるようになって、活気ある門前になって。
ただ信仰だけでなく、人を引きつける場所。
昔も今も。
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