空色野原

空の下 野原にねころんで つぶやく
No  147

霧島*旅行人山荘

九州3日目の宿。
旅行人山荘

ここはなによりもまず、景色がこう。(部屋より)

旅行人山荘
(桜島)

そして温泉はゆったりと貸し切れるお風呂が4つあり
宿泊客は追加料金なしで45分のびのびできる。(早めの予約が要る。大浴場もアリ)

旅行人鹿の湯

それだけでもポイント高いが
食事でも驚いた。
宿泊代¥9800とは思えない充実ぶり。ていねいなお仕事。

旅行人夕食

この予算でよくぞここまで。

食事だけでなく全体に、お客に対する並々ならぬものが感じられる。
つまり、なりわいであるとか、もうけようとか
生き残りたいとか、他に負けるもんかとかいう
なにかあざとい自分側の都合とか欲というよりは
来た人を全力で喜ばせたい、という<素朴な>愛情のようなもの。


建物自体は新しくもなく、最新式の宿ではないけれど
ある、他では感じたことのない琴線に触れるものを感じた。

それは『旅行人』という旅を愛する雑誌を編んでいた方が
経営に携わったせいなのか
<旅>、<旅する人>を心底愛するがゆえの何かなんだろう。

旅行人

おおげさにいえば
余命いくばくもない時にひとが旅したならば
もしかしたらそこで、生きてきたことって、ひとが生きてるって
素晴らしい、と
泣くかもしれないってこと。

『宿』っていうのはそういう場にもなれるのかもしれないな、と
なにか実感を持ってはじめて感じられた。

旅行人朝食

ただ<贅沢>であればいいのとは違う。
<物理的なてっぺん>であればいいのとは違う
やっぱりそこに、なんだかんだいって人間が好きっていう
<計算の少ない素朴な愛情>のようなものがあふれていると

ほろりとするんだろう。


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No  146

鹿児島*内之浦&やごろうどん

九州3日目。
志布志湾をぐるっと廻って国見山の向こう、内之浦へ。

叶岳より
(叶岳より)

ここへ来たのは
日本武尊の父、景行天皇が熊襲討伐の折滞在した高屋宮が
ここにあったという説があったから。
そこは『天子山』といわれている。

景行天皇はロケット打ち上げで有名な宇宙空間観測所の近くの川原瀬の海岸に上陸。
今でもそこは御着が瀬と呼ばれている。
上陸され休憩されたところは御腰掛けの石があるといわれる。(名勝志)


上の内之浦の写真を撮った叶岳
景行天皇が熊襲を討伐し、平定の願いが叶ったことから
「叶岳」と命名されたとの伝説があるそう。(三国名勝図会等)
また、ここから郷内を見渡して皇居(天子山)の地を定めたらしい。

実は天子山は山というから山麓かと思いきや
行ってみれば平地のそう大きくはない森の中だった。
(上の写真の平地の真ん中左端あたり)

叶岳より天子山

高屋神社の境内に隣接していた。(境内に小さな立看板アリ)

高屋神社はもともと国見山山頂にあったといい
天子山は、景行天皇の御所跡であるという。

地元の伝承では、もともとこの地はクマソタケルの居城があったところで
景行天皇がクマソ征伐した際、国見山の高屋陵に眠る祖先
(彦火々出見尊/ヒコホホデミノミコト 別名:山幸彦)
を遥拝するために創建したともいわれている。


高屋神社
(高屋神社)

高屋神社の鳥居から望める叶岳。

叶岳

西都や宮崎にも言い伝えがあった、日本書紀でいう
6年滞在したという『高屋宮』が、ここにも。
だが、ここは景行天皇の説だけでもないよう。
一説には弥生時代の甕棺墓だとも。

天子山
(天子山)

だがなんにせよ、今回一番いわくありげな聖地だった。
あまり天界系の光に満ちたかろやかさというようなものはない。
どっしりとパワフル。

なんらかの祀りによって残されているような空気の密度の濃さを感じた。
この地に栄えた権力者の埋葬跡
というのがもしかしたら近いのかもしれない。

(それにしては景行天皇の伝説がここいらは多いです‥。)
この近くには景行天皇に由来する伝説の大楠もある。

川原瀬に上陸後、丘を越えて小田部落で一泊。
このとき天皇が置き忘れられた杖が根付いて大きくなったのが『小田の大楠』。


小田楠

これも伝説の有無にかかわらず、素晴らしい

内之浦は景行天皇ならずとも滞在したくなる心地よさ
「コンパクトに豊かな地勢」に恵まれている。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

さて、ここから霧島に向かう途中には
飫肥の記事で紹介した『やごろうどん』で盛り上がる町がある。
道の駅の名が『おおすみ弥五郎伝説の里』。(曽於市大隅町)

そこにそびえるのは15mの弥五郎どん。

弥五郎どん

ちょうどこの像のそばに近づいた時に雷が鳴り始め
まさに弥五郎さまが怒っているみたいで迫力アリアリ。

やごろうどん銅像

やごろう祭り館の館内には祭りの際の弥五郎どん。

弥五郎どん全身

お昼はやごろう亭モチロンやごろう丼(どん)。¥880。

やごろう丼

変わってて、なおかつ黒豚が名産なだけに美味でした



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No  145

ヨーグルトキュービックアイス

まだ暑さ残る日々。
最近はこれでしのいでマス。

ヨーグルトアイス

ヨーグルトにハチミツを混ぜて凍らせたもの。
一口サイズなんで食べやすい。

2、3個口に含めば涼し〜くなる。

三色アイス

このよーに三色にも出来マス。
白ゴマ、黒すりゴマ、ダッタンそばの実。

韃靼蕎麦の実はお茶で飲んでも美味しいケド
ヨーグルトやアイスのトッピングなんかもGoodです。

ココアアイス

また、ココアを入れてみると、あずきアイスに
旨〜 お試しあれ(ココアとハチミツたっぷりめにネ

最近のお気に入り。


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No  144

鹿児島*ボルベリア

九州2日目。つづき。
宮崎をさらに南下して城下町飫肥へ。
途中あまりにも奇麗な杉の山並み。そういえば飫肥杉は有名。
春は来たくないケド‥。(花粉症

飫肥杉

飫肥の町は暑い盛りだった。
いやーさすがに散策には不向きな気温‥。 日陰が恋しい‥。

豫章館庭。

豫樟館

飫肥城大手門。

飫肥城大手門

ここは町をあげて『食べあるき・町あるき』MAPというのをやってて
¥1000で主な見どころ全館入館料込みで
5品食べ歩きorお土産巡りが出来る。(¥600券もあり)

暑くてバテそーだったが、季節のいい時ならこれは楽しい。

冷汁

ここギャラリーこだま、では飫肥の名物、甘めの厚焼き玉子が
この券で無料になるのでお昼はここにした。
わたしが頼んだのはこれも名物、冷汁定食。¥950くらいだったかな?

相棒さんは、かつおの炙り重。¥1200。どちらも旨々。夏にいい。

かつを炙り重

他に券を最大活かして、飫肥せんべい泰平せんべいおび天
うまくち万能しょうゆ匠蔵(焼酎)をゲットしました。

さて、飫肥の私たちなりの楽しみ方。
このあたりの言い伝え弥五郎どんのお祭りが伝わる田之上八幡神社へ。

田上八幡神社

この弥五郎どんは、地元の人々に崇敬を持って親しまれているせいか
やたらでかい姿がお祭りで再現される。
鹿児島の曽於市や都城市にも同様のものがあり
長男、次男、三男などとも表現される。
ここは三男だが一番大きく、組み立てると7メートルあるという。

参道の石段脇には御神木並みの楠が。なにやら百選に選ばれているよう。

田上八幡楠

弥五郎どんは言い伝えも色々で、武内宿弥のことだとか、隼人族の長だとか‥
私たちはその中で、熊襲タケル説で行きましタ。
説はどうあれ、そのお祭りがユニークであることは間違いないです。

今宵の宿へ向かいます。
志布志湾に出ると、夏の空が感動的にきれい。
ダグリ岬の宿の遠景シルエット。

ダグリ遠景

ボルベリアダグリ。名前の響きがいい。
『ボルベリア』とはスペイン語で
「もう一度訪れたい」「戻ってきたい」なんだとか。

ボルベリアベランダ

なーる。

ボルベリアダグリ

ナットク。

志布志湾

国民宿舎だからリーズナブル。
ナノデごはんはフツーですが
景色御馳走です。


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