空色野原

空の下 野原にねころんで つぶやく
No  63

おれたちは泥棒じゃない!

今朝の新聞。エジプト“100万人行進”<朝日新聞/ロイター>

100万人行進

1月31日付朝日新聞にはこんな記事が載っていました。
その後どんどん情勢は変わっていっているのでしょうが
さすが4大文明の発祥の地。そんな市民がいるとは。敬意を覚えます。

「人類の宝」市民が守る

エジプト市民
エジプト考古学博物館を略奪から守るため、手をつなぐ市民たち=30日午後0時50分
カイロ、越田省吾撮影


 「ツタンカーメンの黄金のマスク」などを所蔵していることで知られるエジプト考古学博物館は、カイロ中心部にあり、西隣には焼き打ちにあったムバラク政権の与党・国民民主党(NDP)本部がある。市民と兵士が連携して、略奪などに目を光らせているが、すでに所蔵品の一部に被害が出るなど、エジプト文明の世界的な秘宝が危機にさらされている。
 目撃者の話を総合すると、28日午後6時ごろ、デモ隊とにらみあっていた治安部隊が博物館に面したタリハール広場から撤収を始めた。その機に乗じ、デモ参加者の一部は暴徒と化してNDP本部に火を放ち、いすや机、パソコンなどを次々と略奪しはじめた。
 「博物館が危ない!」。大学生カリーム・サイードさん(23)は広場から博物館に向けて走り出した。すでに数人が高さ2.5メートルのフェンスをよじ登り、館内に入ろうとしていた。集まってきた数千人が自然発生的に腕を組み、建物の外側で「人間の鎖」を作った。
「やめろ。おれたちは泥棒じゃない!」口々にそう叫んで略奪を止めようとした。午後11時ごろ、軍のトラック2台と四輪駆動車1台が博物館に到着。敷地や館内に潜んでいた15人の身柄を兵士が取り押さえた。
 「国の宝、人類の宝を守ることはエジプト人の義務だよ。」博物館の隣の大通りで交通整理に当たった大学生ホセイン・ロディさん(24)はそう話した。
 ただ、所蔵品は無傷ではなかった。国営テレビは29日、古代エジプト時代のミイラ2体が暴徒に壊されたと伝えた。エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長は「市民たちが守ろうとしてくれたのに、本当に悲しい」と嘆いた。
 博物館の敷地には現在、小銃で武装した兵士が並び、警備に当たっている。だが、治安がさらに悪化すれば、博物館が再び暴徒の略奪対象になるのではとの懸念が出ている。<1月31日朝日新聞>

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